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登山用ザックの修理 壊れたバックルを交換する方法

私の登山用ザック(karrimor(カリマー) クーガー 55-75)が壊れましたので、修理しました。

壊れたのはバックル部分ですが、「交換用バックル」というものが販売されていて、それと交換することで簡単になおせましたので紹介します。

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バックルの「オス側」が割れました

尚、同内容の動画もあります。

youtu.be

このバックパックは、かれこれ6年くらい使っているものですので、バックルが壊れてしまうのは仕方がないでしょう。プラスチック部品は、紫外線で経年劣化しますからね。

ですが、このままでは山に行けません。 なので部品を交換しようと思い調べました。

わかったことは以下2点

①カリマー純正パーツはネットで販売されていない

②「交換用バックル」なるものが販売されている

本来ならば純正品のパーツが手に入れば一番なのですが、ネット上では販売されていないようです。おそらく販売店からメーカーに問い合わせて取り寄せしないと手に入らないのでしょう。

次に「交換用バックル」なるものが販売されていることを確認しました。

今回破損したのは、雨蓋(あまがい)を固定するためのバックルです。

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雨蓋の「メス側」は輪っかになっている

破損したのは「オス側」のバックルですが、「メス側」のバックルは、”輪っか”になっているところに取り付けられています。

そのため、交換用バックルはこの輪に通せして固定できるものでないといけません。

どうやら日本ではこれに対応する「交換用バックル」はSEA TO SUMMITのものしか流通していないようですね。

これ一択です。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) リペアバックル 20mmサイドリリース1ピン 1700397

ストラップのサイズに気を付けてください。 カリマークーガーは幅25㎜でした。

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早速、交換したいと思います。

まずは、バックルの「メス側」の軸を抜きとる必要があります。 これを外して雨蓋(あまがい)の輪っかに通すという仕掛けです。

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バックルの固定用の軸はプラスネジで開け締めします。(小さめのドライバーが必要ですおそらく1番)

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ドライバーでネジを回すと軸が外れる。

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早速、取り付けてみます。

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ここで、既存の純正バックルは外さないでおきます。外すには破壊しなければいけないので、もしかしたら今後、純正パーツを手に入れたらカリマー純正バックルに交換するかもしれないからです。

一度、「メス側」のパーツを壊して外してしまうと、新しいパーツをつけようとしても、輪っかが縫い付けられているので、それを一度ほぐして、再度縫い付ける必要があり、面倒です。

それと、もう一つ確認しました。

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「交換用バックル」のオスが奇跡的に、純正バックルのメスにフィットするのではないか?と思いましたが、少しサイズが異なりはまりませんでした。

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さてさて、既存の純正バックルの下に「交換用バックル」を取り付けることが出来ました。既存の純正バックルが既についている同じ輪に通したので、少しきつかったですができました。

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バックルがダブルになっていて、少し見た目が悪いですが、機能的には回復しました。

「交換用バックル」の方が頑丈そうですね。

でも、やはり「純正バックル」の方がスリムでカッコいいです。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) リペアバックル 20mmサイドリリース1ピン 1700397

このように「交換用バックル」はドライバーだけで簡単に交換することが出来ました。ほかのバックルも交換部品があるようです。布が避けたりしない限りは延命できそうです。

登山用の大型ザックは安くないですからね。 修理できてよかったです。

なおその後、登山用品店でカリマー純正パーツの取り寄せができないか、問い合わせたところ「取り寄せ可能」とのことです。

値段も「500円くらい」とのことでした。 ですが、なんか「今は決算前で入荷が停止されている」とのことで、3週間以上かかるとのことです。

決算が過ぎれば1週間~2週間で取り寄せ可能だと思います。時間的に余裕があるのであれば純正パーツを取り寄せた方がいいかもしれません。

もしくは、これくらいの値段であれば一時的に「交換用バックル」でしのいで、その間に純正パーツを取り寄せてもいいかもしれませんね。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) リペアバックル 20mmサイドリリース1ピン 1700397