【断捨離】本を売るならメルカリが正解。ブックオフ、ヤフオクより有能な理由
ここ数週間の私のささやかな楽しみはメルカリで本が売れること、そしてメルペイに入金することである。
本が売れるたびにモノが減って断捨離が進むうれしさと小銭が入って毎日の支払いに使えるといううれしさという小さな楽しみがある。
不用品は捨てるだけでも手間もコスト(最近はゴミも有料化)もかかるわけで、それを販売できるっていうのは、無駄がなく、スマートな感じがして気分がいいのだ。(利益の絶対額はさておき...)
メルカリをはじめてまだ数週間だけれども本を50冊以上出品してわかったことがいくつかあるので、まとめておきたい。
メルカリはブックオフより有能
これまで私は読まなくなった本はブックオフで処分することが多かったけど、メルカリを使い始めるともう「ブックオフに本を持って行くことはないな」と思う。その理由をいくつか
ブックオフより高く売れる
ブックオフの買取価格は結構厳しくて、値がつかないものがあったり、10円とかの評価がザラなので、数十冊持って行ったとしても数百円にしかならなかったりする。
「やっすいなぁ~」とは思うものの重い本を持ち帰るのも面倒だし、持って帰っても読まないし、改めて捨てるのも面倒なので、渋々買取価格に同意する。
有人店舗を構えている以上、置ける本にも限界があるし、固定費もあるから、どうしても売れ筋の書籍や最低でも売れ残らない書籍しか値段をつけない。
でも、メルカリにはそういった実店舗の制約がないので、どんなに人気がない商品でも出品できるし、自分で好きな価格をつけることができる。
メルカリの中古書籍の相場は、だいたい定価の半額くらいが多い。 新しいものは定価に近い価格で売れていたりする。 (発売されてすぐに買って出品しつつ売れるまでの間に読む猛者がいるらしい)
実店舗と違って、お店はネット上に一つ、全国の人が一か所で商品を探しているような状態なので、マニアックな本でも結構売れる。
メルカリのポイント付与という補助金
しかもメルカリには補助金制度のようなものがあって、それはたまに付与されるポイントである。
メルカリではたまに期間限定のポイントが300円分とか付与されることがある。このポイントは期間内であれば購入に使うことができるので、その期間は300円以下の商品がめちゃくちゃ売れやすい。
特に買うものがない人は、300ポイント失効するくらいなら何かしら買うので、自腹切って買うほどのものではなくても買う可能性がある。
なので「さすがにこれは売れそうにないな」という本でも300円以下に設定しておけば、そのうち売れる可能性がある。
例え300円でも送料差し引いた利益は100円にはなるので、ブックオフよりよほどいいのだ。
それでも売れなければ捨てる。 そこまでして売れなければ本当に価値がないので未練なく捨てられる。
店に持って行かなくていい
メルカリはブックオフに本を売るときのように店に持って行く必要がないのはやはりかなり大きなメリットだと思う。 クロネコヤマトや郵便局と提携の匿名配送システムを使えば、コンビニで発送できるので、日常の行動範囲内で事足りる。 それに24時間いつでも発送差ができるので、店の営業時間を気にする必要もない。
購入する側もスマホで簡単に本を探せてポストに届くという点で時間効率が良く、メリットがあると思う。(その分ブックオフより少し高くても買う)
もはやブックオフはオワコン?
はっきり言ってもはや本をブックオフに持って行く気にはなれない。買取価格が安いし、本を運ぶ労力や時間効率的にも面倒である。
だけれども
・大量にあるので出品作業が面倒 ・早く処分する必要がある ・ブックオフが近くにある ・輸送手段(自動車)がある
といった場合はメルカリ出品よりもブックオフに持って行くのが手っ取り早くて、まだメリットがあるかもしれない。
ブックオフが近くになくて自動車もない場合は、宅配買取でまとめて持って行ってもらうのが良いだろう。今日中にさっぱりしたいというのは無理だが、とにかく持って行く労力と時間がかからないのがよい。
でもさ...
メルカリでも、たまにダンボールに本を詰めて「まとめて○○円」みたいなのを見かける。メルカリでは転売目的のバイヤーが常に新着商品をウォッチしているようなので、この方法なら案外早くさばけるんじゃないかと思う。
だとしたら、ブックオフなんて本当にオワコンだよね。
メルカリはヤフオクより有能
個人による中古品の販売というと“ヤフオク”なんかを思い浮かべる人も多いはず。だけど、本に限って言えばヤフオクよりも圧倒的にメルカリの方がいい。
メルカリはバーコード出品ができる
中古本の販売で、ヤフオクよりもメルカリが良い決定的な理由は「バーコード出品」ができるかどうかということ。
メルカリでは商品のバーコードを読み取るだけで、面倒な商品説明を自動で入力してくれる機能が利用可能。また、参考価格(おそらく同一商品の過去の出品価格の平均)も教えてくれるので出品が圧倒的に素早く、楽にできる。
中古本は1冊の利益が少ないので、出品の手間が大きいと正直やる価値がない。だけどこの「バーコード出品機能」があると出品にかかる時間が大幅に短縮されるので1冊数百円の利益でもやろうという気になれる。
ヤフオクでは現在「バーコード出品」機能が利用できない。(過去には使えたようだが廃止されたようだ)
その他だと“ブクマ”という本専門のフリマサービスでも「バーコード出品」ができるようだが2019年末にサービス終了が決まったそうだ。
ヤフオクは不用品販売というより中古品オークションサイト
ヤフオクは、最近だいぶメルカリを意識して、オークションだけでなく定額で出品できる”フリマ出品”など、サービス内容をメルカリに寄せてきていますが、やはりもともとがオークション用のサービスです。
なので、どちらかというとブランド品のように絶対的な人気があり、皆が競り合って価格が高くなるようなものの販売に向いているといえます。
使い勝手もそのようにできているので、メルカリに比べると出品や購入後の手間が比較的かかる感じがするので“不用品”などの価格が低めの商品には適さない印象がある。
メルペイの出現により高まる利便性
現在のメルカリの利用で大きなポイントはQRコード決済“メルペイ”との連動である。私もこの“メルペイ”の登場がメルカリをはじめる大きな理由になった。
メルペイなら振込手数料を回避できる
以前からメルカリは使ってみようと思っていたのだけれど、振込手数料というのが大きなネックだった。
メルカリで販売するものは不用品なので大した売上にはならないわけで、それなのに販売手数料に加えて、振込手数料まで取られてしまっては面白くない。
でも、2019年より“メルペイ”がスタートしたことで、売上金は手数料なしでメルペイにチャージすることが可能になった。 メルペイはセブンイレブンなどで使えるのでほぼ現金同様に使えるのでこれは大きい。
QRコード決済の競争でバラマキの恩恵に
また、現在QRコード決済は競争が盛んで、各社ともに利用者を囲い込むべく、ポイント還元やクーポンなどのバラマキ合戦化しているので、今メルカリを使い始めると様々な恩恵が得られる。
メルカリをはじめる前に知っておくと100%得する情報
QRコード決済各社の競争で、どのような恩恵があるかというと例えば次のようなこと
↓に表示している文字列(コード)をメルカリのインストール後の初期登録画面で入力するだけで、300ポイント(=300円)がもらえる。
初回登録時用のコード⇒UPZHPD
※メルカリアプリの初回起動時の初期登録画面に入力する欄があるのでそこに入力する
さらに、メルペイを使えるようにするとさらに1000ポイント(=1,000円)がもらえる。※免許証画像送付などの本人確認が必要
世の中で「100%得する」なんてのはアヤシイ話なわけだが、各社の囲い込みキャンペーンが激化するとこういうこともある。
ちなみにこのコードは私からの招待コードだ。なので、私にも同じポイントが付与される。もちろんあなたにも付与される。
「お前を得させるのは気分が悪い」と思われるかもしれないが、入力しないで登録してしまうと単に何にももらえないだけなので、どうせなら入力してポイントをゲットしておいた方がいいと思う。 本によっては一冊を売る利益よりも大きい。
なお、私は初回登録時には、検索すれば招待コードが手に入るなんて気が付かなかった。