【ローコストキャンプ】中華製タープを使ってみた⇒100均伸縮ポールとのコンビネーションは普通に機能する
- 中華製タープは使えるのか？
- 中華製タープ使用感レビュー
- 100均伸縮ポールのレビュー
- 100均伸縮ポールの問題点
- 問題はあるものの中華製タープと100均つっぱり伸縮ポールでローコストでとりあえずのカッコがつく
中華製タープは使えるのか？
私は先日、初めてのファミリーキャンプのためにAmazonで謎の格安な中華製タープを購入した。
購入時に同じような中華製タープと比較検討し、最も優れていると評価したタープ
実際に張ってみたので使用感を中心にのでレビューしてみたいと思う。
さらに、せっかくのローコスト中華タープなので、ポールも究極までケチって、いやいや“ローコスト”にして100均の「つっぱり伸縮ポール」を使ってみた。
購入したタープはこちら
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購入前の比較では他の同価格帯の中華製タープに比べ、いくつもの点において優秀だった本品。 果たして実際に使用してみてどうなのか。
中華製タープ使用感レビュー
思ったより軽い
まず、届いたままの袋を実際に手に取った印象は「思ったより軽い！」ということ。
購入したタープのサイズは３ｍ×４ｍのXLサイズ。 今までブルーシートを愛用してきた使ってきた私としては、このサイズで想定していた重量感よりは圧倒的に軽く感じる。
スペック上は３ｍ×３ｍの製品が約１ｋｇとなっているので計算上は約１．３ｋｇくらいか。
オートキャンプはもちろんのこと、電車で行くデイキャンプなどにも対応可能な重量感だ。 ペグとガイラインも入っているはずなのにかなり軽く感じる。
梱包を解いて中身を見てゆく。
付属品ペグとガイライン（ロープ）が軽量でうれしい
ペグとガイラインは6本入っていた。
全体の梱包重量が軽く感じたのは、どうやらペグが非常に軽いというのもあるようだ。
ペグは持った感触的にアルミ製。 非常に軽い。
ハンマーでガツガツ打ち込むと折れてしまいそうな印象を受けるが値段的についてるだけでもありがたいところ。
ガイライン（ロープ）は細めだけど軽いので良し。 柔らかめのプラスチック製の自在金具もついててうれしい。
強度は感覚的には問題なく、切れそうな感じはしないが、なんかすべすべして滑りが良い。
このすべすべ感は、縛ってしまったりするときには絡まりづらくてよさそうではあるが、テンションをかけたときに自在金具が滑って緩みそうな感じがする。
3ｍ×4ｍタープの広さの感覚 広さ十分！
実際に張ってみた感じは、商品説明通り4人から6人でテーブルを囲むのにちょうどいいくらい。 思ったよりも広いという印象。
家族4人であれば３ｍ×３ｍの商品でもいいかもしれないが、荷物を置いたりすることを考えると３ｍ×４ｍのほうが余裕があるだろう。
ペグとガイラインも問題なし
付属のペグとガイラインも使用してみたが、全く問題なく使えた。 中華製ということもあり、どこかしら問題があるのではないか？と疑いながら張っていたものの全く問題点が見当たらない。
ガイラインの自在金具もしっかり機能しており、一晩経っても緩んでしまうといったこともなかった。
防水性はどうか？
この記事を執筆する時点で、このタープを実際に張った回数は2回だが、どちらも本降りの雨だったがまたっく問題なし。
長い時間の雨でも雨漏りもなくしっかり機能している。
100均伸縮ポールのレビュー
今回、ポールには100均のつっぱり棒に使う伸縮ポールを使用してみた。
120から180cmまで伸縮する。 お値段一本200円。
中華製のタープ用ポールが2本で千数百円なのでかなりの節約。 それに重量はスチールポールに比べれば圧倒的に軽量なはずである。
100均の伸縮ポールなら安いので、本数を揃えて色々な張り方を試せそう。
（後日↓のような張り方もしてみた。画像ブレブレだが....）
使う前は伸縮機構がすぐに壊れて元に戻らなくなってしまうのではないかという不安感があったが、一晩経っても全く問題はなかった。
横からの強い力がかかれば曲がりそうではあるものの、垂直に立てている限りでは力がかかる方向は垂直なので大丈夫ということでしょう。
一方で伸縮させるのは少し面倒だ。 伸縮ポールの伸縮は、くるくる回す機構なので少々時間がかかる。 だがシャーシャーシャーと勢いよく手のひらで回してやれば結構早くなる。
無段階で高さを変えられるのは意外と便利かもしれない。 と前向きに考えることにしよう。
100均伸縮ポールの問題点
3回ほどの使用で100均ポールの問題点がわかってきた。 もちろん、そもそもがタープ用のポールではない上に1本200円なので問題がないわけがない。
要は「どの程度の問題なのか？」「許容できるものなのか？」ということが重要だ。
問題点①内部の錆
3回目に使うとき、内部から錆が流れ出ている跡がついていた。 簡単にふき取ることはできたが、確実に内部のスプリングなどに錆が発生していることがわかる。
雨の日の使用後は両側のキャップを外して内部を乾燥させた方がいいかもしれない。 いや面倒でやらないな200円だし。最終的には錆が進行し、伸縮ができなくなる可能性が高い。
問題はどれくらいの時間で伸縮できなくなるのかだが、それはまだわからない。
問題点②下からの風に弱い
タープポールとしての100均伸縮ポールの最大の問題点は、これだと思う。 通常のタープ用のポールは先端がタープのハトメに挿入してひっかけることができるようになっている。
一方で100均伸縮ポールの先端部は、滑り止めのゴムキャップとなっているので、ハトメに差し込むことはできない。
このため、100均伸縮ポールで張ったタープに下から突風が吹くと一瞬タープが浮いてしまいポールが外れるということが一度起きた。
なので風の強い日は次のいずれかのような対応をとる必要があると思う。
①タープとポールの先端を結んで固定する
②ポールに穴を開けてひもを通してタープと締結できるようにする
③タープの固定するガイラインの数を増やす ⇒ 多方向から突っ張り棒を押さえつければ突風でタープが浮きづらくなる
問題点③収納サイズ
地味に使いづらい問題は収納サイズなのかもしれない。 最大限に縮めても120㎝なので、車によっては縦に積めない。
また、普通のザックやバックには入らいない。 外付けするにも少し長いサイズ感だ。
電車の場合、手で縦に持つぶんにはそんなに長いって感じはしないが、人にぶつけないよう注意しなければならない。
キャリーカートの場合はこのような感じで持ち手にひもで固定すれば運搬可能なくらいの長さではある。
問題はあるものの中華製タープと100均つっぱり伸縮ポールでローコストでとりあえずのカッコがつく
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結論として、この中華製タープはかなり良い。良い買い物だったと思う。 さらさらしてて軽量だし、普通に張れる。
もちろん有名ブランド品のヘキサタープのようなかっこいいシルエットなわけではないし、ロゴが少しダサいとも思うが、この価格で普通に機能して使えると考えると大満足だ。
妻からも「それらしく見えるじゃん」とのことでファミリーキャンプでの使用に関して了承が得られた。
100均のつっぱり伸縮ポールもポールとしてコスパが優秀だと思う。 実はキャンプ場に行く途中で、伸縮ポールを持ってくるのを忘れていたのだが、道中のダイソーで買うことができた。
今やダイソーは日本中にあるので、同じものがすぐ手に入るのも利点かもしれない。まぁそもそもがタープ用のポールではないので、問題がないわけではないが安価に数をそろえることができるので、サブポールとして使用するという使い方が一番いいのかもしれない。
雑誌やネットメディアでは有名キャンプブランドの製品をゴリ押ししてくるので、何となくそういったモノじゃないとダメな空気があるが、中華タープと100均伸縮ポールでもキャンプでは機能する。
”中華製”といっても今や有名ブランドだってだいたい中国やアジア諸国で生産されている。 中華製のキャンプ用品の中にも知名度はなくても使えるものはあると確信したので、今後積極的に使っていこうと思う。
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