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【ローコストキャンプ】安価な中華製タープを買ってみた⇒これでいいじゃん

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ファミリーキャンプにはタープが必要だ!

この秋、我が家では初めてのファミリーキャンプを計画中。

子どもが3歳になったのでキャンプデビューをさせることにした。

これまで、登山でのテント泊や大人だけのキャンプは何度もしてきたが、子供と一緒に行く“ファミリーキャンプ”は初めて

これまでしてきたキャンプも大人だけの少人数ローコストキャンプ。 車を使わない電車で行けるキャンプサイト。 装備品も最小限。器材はレンタルしたり、テントもツェルトだったりブルーシートだったり...。 タープなんかもブルーシートで代用したり、天気が良ければ張らないでやったりしていた。

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ブルーシート(迷彩)で作ったシェルター。大人だけならこれでも雨をしのいで普通に寝られる。

しかし、今回は子供もいるので、雨などの状況を考えると大きな屋根があった方が良いと判断。かといってSnowPeakだとかogawaだとかの何万円もするタープなぞをたかだか1泊のキャンプのために買う気はさらさらない。

正直、個人的にはブルーシートで十分だと思うが、ファミリーキャンプっぽい体裁をつけるために格安の中華タープを物色してみた。

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ブルーシートと言っても”ブルー”でないものもある。色が変わるとホームレス感がなくなるのでキャンプにも十分使えると思うのだが…。そして値段も格安。

ユタカメイク 迷彩シート(#2000) 2.7m×3.6m MS#20-05
by カエレバ

Amazonカテゴリの1位は中華製タープ

Amazonで「タープ」と検索してすぐに目に飛び込んできたのは次の商品。

Unigear 防水タープ 軽量 日除け サンシェルター ポータブル 天幕 シェード キャンプ 収納ケース付 4人用 2サイズ (アーミーグリーン, L)
by カエレバ

シンプルなスクエアタープ(正方形・長方形)だ。 有名ブランドのタープはヘキサタープ(六角形)が多いが、個人的にはシンプルで様々な張り方ができ応用性の高い”スクエア”タープがいいと思っている。

ペグとガイライン(張り綱)もセットになっててお得感がある。 サイズも数種類から選べて三千円前後。

家族3人ならLサイズ(3m×3m)か余裕を見てXLサイズ(3m×4m)で十分だ。

さらに「ベストセラー1位」&「Aamazon'Choice」となっている。

早くも「これでよくね?」感が出てきた。 アマゾンの「ベストセラー1位」&「Aamazon'Choice」の安心感は半端ない。

それにしても安い。有名ブランド品との価格とは10倍近い開きがある。 これは色々な要因があると思うが、最も大きいのは結局のところ「ブランド商売」なんだということ。

もちろん有名ブランド品は、見た目もいいし、品質もいいのかもしれない。 だが、タープというのはシート状のシンプルな製品である。素材が違うといっても雨をしのぐ屋根としての機能にはそうそう大きな差はないだろう。

そもそも雨をしのぐだけならブルーシートで問題ない。 ただし、ブルーシートには重量が重いという欠点があるので、キャンプではやはりタープとして作られた商品を使った方がいいと思う。

この格安中華製タープのレビューを読んでみても普通に使えてるようで、すぐ敗れるような品質のものではないようだ。

この時点で私は中華製タープの購入することにした。

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しかしながら、アマゾンに踊らされてホイホイ買ってしまって足元をすくわれたくはないので、念のため同じ価格帯のタープを確認し、このベストセラー1位の中華製タープの何が優れているのかを確認することにした。

聞いたこともないブランドのタープが同価格帯にいくつも出品されているが、おそらくすべて中華製だろう。

サイズ・セット内容・価格はほとんど同じ。 同じ出品者なんじゃないかというくらい。 実際、中華製の製品は販売者が同じ工場で作ったものを違うロゴをつけて売っているOEMが多い。

下手すると名の知れてる安めのキャンプブランドなんかだと本当に同じような中国の工場で作ってる可能性もある。

さて、気になるのはベストセラーとその他の中華製タープの違いだ

いったい何が違うのだろうか。 念のため他のタープも確認してからベストセラーのタープをポチることにしたい。

Amazonベストセラーの中華製タープと同価格帯の他のタープとの違い

いくつかの製品の説明文とレビューコメントをざっと確認して、比較検討してみた結果、以下の違いに気が付いた。

①ロープを通すハトメと輪っかの数が多い

他のタープは皆、6か所(角の4か所・二つの辺の真ん中)なのに対して、このタープは8か所(角の4か所・4辺の真ん中)だった。なんとXLサイズ(3m×4m)になるとさらにハトメの数が多くなる確かに写真をよく見ればわかるのだがこれはなかなか気が付かない。

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XLサイズ(3m×4m)の商品画像。ハトメの数が多いのがわかる。多ければ多いほど色々な張り方ができるので応用性は高くなる。(Amazonの商品画像を引用)

シンプルなスクエアタープは様々な張り方ができて、多目的に使えるのが良いところ。 ロープを通したり、ペグで固定する箇所が多いこのタープは、より応用力が増すのでこれはかなりの評価ポイントだ。

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風、雨、日差しなどその時々の環境条件に応じてタープは張り方を変える。ハトメが多い分、張り方のバリエーションが増え、柔軟に環境に対応できる。(Amazonの商品画像を引用)

②ハトメと”輪っか”の両方が付いている

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ハトメと輪が同じ場所に両方ついている(Amazonの商品画像を引用)

このタープには、ロープやポールを通すための「ハトメ(鳩目)」が付いているが、さらに同じ場所に「輪っか」もついている。 「ハトメ」と「輪」が両方ついているタープはこれ以外に見つけることができなかった。

2種類の方法から選択できるのは状況に応じて使い分けできるということ これまた応用力が高く評価できるポイント。

ポールを通すにはハトメが便利だし、輪っかなら太い結び目のついたロープや太いロープも通しやすい。

また、万が一どちらかが破損したときも、リカバリーがきく安心感もある。 特に製品は得体のしれない中華製タープ。

力のかかるハトメ部分が一番壊れそうだし。

③裏側が銀色のコーティングがされており遮光性が高そう

このタープの裏側には遮光性アップのために銀色のコーティングが施されているといことをレビューを読んでいて初めて気が付いた。

他の中華タープには裏地のコーティングがないものが多い。 他のタープの写真をよく見ると確かに裏地にコーティングがないものは、日差しが強いと光が透けそうだ。

よく公園で見かけるポップアップテントなどがそうだが、生地が薄いと太陽光は結構透過する。 光が透過してしまうと日陰を作っても結構暑い。 その点、木陰は最強の遮光性がある。

このタープも裏地のシルバーコーティングによって遮光性が高いようだ。

普通のスクエアタープです。 裏面の銀加工のおかげで、日差しはほぼ完全にシャットアウトしてくれます。加えて雨に対して、漏水への安心感があります。 2連続雨天キャンプを実施してみたのですが、にじむような様子はまったくありませんでした。 スクエアなので、ヘキサに比べて建てた時の様子が容易に想像でき、いろいろなシーンに転用しやすい、かなりいいものだと思います。

Amazonベストセラーに恥じない価格、品質だと確信しポチる

中華製タープ自体がそもそも格安商品ではあるが、その中でもこの中華製タープは同価格帯の中華タープに比べて明らかに優れているので「コスパ高し」と確信をもってポチッた。

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サイズは大きめ長方形の3m×4mのXLサイズを選択。 ※その後、XLサイズはなくなったり、出現したりと在庫が不安定なようだ。出品がある場合は早めに購入しておいた方がいいかも

後になって家族3人用としては少し大きいかなと思った。 サイズの大きさはイコール重量&体積の増加だ。 車で行くファミキャンなら、あまり関係ないことだがどうしても電車キャンプとか登山キャンプの意識が抜けない。

また、長方形でなく完全な3m×3mのスクエア(正方形)のほうが、後々ソロキャンプなどでも使いやすいかもしれないなと少し後悔。

まぁ大は小を兼ねるので良しとしよう。 これならば今後のグループキャンプやBBQなどでも十分なサイズだろう。

Unigear 防水タープ 軽量 日除け サンシェルター ポータブル 天幕 シェード キャンプ 収納ケース付 4人用 2サイズ (アーミーグリーン, L)
by カエレバ

購入前の注意点

この時点で分かる注意点はポールは付属していないということ。 必要な場合は別途購入する必要がある。

樹木など吊り下げに利用できるものがある場所であれば不要ではあるし、すでにポールを保有している人も多いので、他の中華タープもポールは別売りとなっているものが多い。

もちろんポールも中華製が低価格で幅を利かせているので、ポールと合わせても5,000円を切るだろう。

中華製ポールも十分安いのだが、せっかくなので私はさらに格安なポールを試してみることにする。 張ってみたらまたレビューしたいと思う。

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